【映画】映画館で横の人がポップコーン食べてるのが一度気になってしまうと、もうずっと気になってしまう【ブラック・ウィドウ】
ブラックウィドウを見に行った。コロナの影響で何度も公開延期になってしまっていた作品がようやく公開された。
ここから先は内容にも触れるので、こんな辺鄙な個人日記を読みに来てくれた人でも映画を見に行くつもりでまだ見ていないという人は読まないことをおすすめする。
この映画については、予告映像を見たくらいであまり内容についての情報は知らなかったが、ポスターなんかには「なぜアベンジャーズになったのか」と書かれていたため、シールドに入る前の話をするんだなと勝手に思っていた。
しかし、いざ見てみると、最初の方こそナターシャが子供の頃の場面が描かれていたが、内容の殆どは、シビルウォーでアベンジャーズが2つに分かれているあたりの話だった。まあ別にアベンジャーズになる前の話がなかったからガッカリというわけではない。
子供時代のナターシャはなんとなく既視感のある顔だなと思っていたらミラジョボビッチの娘だということを後から知った。しかし、ミラジョボビッチの作品はあまり見たこと無い。バイオハザードのイメージが強いが最近ではモンハンもやっていたような気がする。
さて、この映画の感想はというと、正直手放しに面白かったとは言えないなと私は思った。
家族愛の描写なんかはよかったし、ギャグシーンもデットプールっぽい感じで渡しの好きな感じだった。しかし敵の魅力が少ないと感じた。主人公が普通(?)の人間であるナターシャなので今までのマーベルシリーズの敵キャラみたいなのを出すと対抗することが出来ないので仕方がないかもしれないが、敵組織であるレッドルームのボスは戦闘力はないし、その部下であるタスクマスターとの戦闘も割とあっさりしていた。
タスクマスターは1度見た動きを完全にコピーできるという能力があり、作中ではキャプテン・アメリカの盾投げやブラックパンサーの爪の動きなどアベンジャーズの様々な技を使ってくる。それなのに意外とあっさり倒せてしまうのはナターシャが仲間としてアベンジャーズのメンバーの動きを知っていたからということもあるのだろうが、それならそれで、それが分かる演出やセリフがあってもいいのになと思ってしまった。
あとはところどころグリーンバック感が強めなシーンがあったのも気になってしまった。
とはいえ、IMAXのでかいスクリーンと音響で派手な演出を見るのはやはり楽しい。今後のマーベル作品にも期待したい。
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