【映画】仮にコケてもデップーでネタに出来る無敵の映画【フリー・ガイ】
ルール無用・何でもありのオンライン・ゲーム<フリー・シティ>のモブ(背景)キャラとして、平凡で退屈な毎日を繰り返すガイ。ある日、彼は新しい自分に生まれ変わるため、ゲーム内のプログラムや設定を完全に無視して自分勝手に立ち上がる―。ありえないほど“いい人”すぎるヒーローとして。ゲーム史上最大の危機が迫る中、はたしてガイに世界は救えるのか…!?
はいここまで公式サイトのあらすじ。遂に、遂に公開されましたフリー・ガイ。元々の公開予定日がいつだったかは覚えていないが、コロナの影響でかなり延期されていた映画がようやく公開された。
主演はデットプールのライアン・レイノルズ。デットプールが好きなのでこの作品もとても楽しみにしていた。それにゲームの中の世界を描く作品は好物だ。レディプレイヤーワンなどゲームならではの描写は見ていて楽しい。
さて私の感想としては、とてもおもしろかった。ギャグも多くて劇場でも笑いが起きていたし、映像も見ていて楽しい。感動もできるし最後はハッピーエンドで気持ちよく終わった。小ネタも多くもう一回見に行きたいと思える映画だった。
***************以下ネタバレあり****************
いきなりカメオの話になってしまうが、ガイがラスボスのデュードと戦っているときに、ガイがアイテムでキャプテン・アメリカの盾を出して防御する。その直後、その様子をスマホで見ていたクリス・エヴァンスが「俺の盾?」と驚くシーンがあるのだ。マーベル好きにはたまらない演出だと思う。
あとこれは細かいところになってしまうが、サーバーの再起動によって再びただのNPCになってしまったガイの記憶を呼び覚ますためにモロトフガールがガイにキスをするのだが、このゲームにはキスのコマンドはないとその前に言われていたのにとは後から思ってしまった。まあ、すごくいいシーンだったから気にしないでおこう。その方が幸せである。
ガイの行動をプレイヤーみんなが見守っているのはトゥルーマン・ショーっぽさを感じた。境界が海なところも似ているし影響を受けているのだろうか。
私も今の所この世界ではNPCみたいなものだ。NPCではあるがこの映画のように自分の好きなように生きていこうと思った。その結果社会に貢献出来たらラッキーくらいの心構えで気楽に生きていきたい。頑張り次第ではメインキャラの1人になれるかもしれない。
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