【読書】こんな時期に旅エッセイなんて読むんじゃなかった【ももこの世界あっちこっちめぐり】

『ももこの世界あっちこっちめぐり』を読んだ。ももこというのは『ちびまる子ちゃん』の作者であるさくらももこ先生のことで、この作品は先生による旅エッセイになっている。構成としては

• スペイン・イタリア編
• バリ島編
• アメリカ西海岸編
• パリ・オランダ編
• ハワイ編
• 番外編

という構成になっており、それぞれその国行ったときの様子をおもしろおかしく書いてくれている。

旅エッセイを読むとやはり旅行に行きたい気持ちが高まる。

スペインは私がファンであるサッカーのレアルマドリードの本拠地があるのでサッカーを見に行きたいし、サグラダ・ファミリアなんかも見てみたい。イタリアに関しては実は行ったことがある。有名な世界遺産をたくさん巡ったし、ご飯もやっぱり美味しい。また行きたいと思っている。

バリ島はどうやら私がまだ小さくて可愛かった頃に行ったことがあるらしい。話を聞いたことがあるだけで全く記憶はない。最近南国でゆっくりとした時間を過ごしたいという欲が出てきたので（日頃から忙しく過ごしているわけでもないのに）、バリ島なんかの南国にもいつか行きたいところである。

アメリカも是非行きたい国の一つである。グランドキャニオンに行ってみたい。イタリアに行ったときに思ったのだが、海外はいちいちスケールがバカでかい。うんと昔からこんなに大きな建物が建てられているのかと思うと「すげぇ」という言葉しか出てこない。断じて私の語彙力が低いわけではない。スケールの大きい建物や景色は見るだけで気持ちがいいし、自分が本当に小さな存在でしかないということを思い知らせてくれる。そんな自分の悩みなんて本当に小さいものでどうでも良くなる（かもしれない）のでおすすめである。さくらももこ先生は、次はどこに行こうか悩んでいるときに、昔父親がグランドキャニオンを見てみたいと言っていたのを思い出してアメリカに行くことを決め、父親も一緒に連れて行ったらしい。私も日頃から色んな人にグランドキャニオンに行きたいと行っておこうと思った。

ハワイは小学生くらいまでに何度か行ったが、一度、出発の時点で体調が悪い時があった。出発時はまだ頭が少し痛いなと思うくらいだったのだが、向こうに着くまでにガンガン熱が上がり、着いてまず病院に行き、点滴を打ってもらった苦い記憶がある。旅行で体調を崩した話だと、小6のときに行ったオーストラリアでも熱を出した。前日にグレートバリアリーフにシュノーケリングをしに行ったのだが、そこで日に当たりすぎたせいか、次の日に熱を出し1日寝ていた。しんどさと家族のせっかくの旅行の1日を潰した申し訳無さが相まって泣いた気がする。この貧弱者がよぉ！

コロナが流行り始めてから旅行というものに行けていない。最後に行ったのは4回生の最後のサークルの同期での有馬温泉だ。そろそろ夏休みも近づいてきて、いつもなら旅行の一つでも計画し始めていそうなものだが今の所予定がない。1泊のキャンプでもいいからやりたい。キャンプの豪華版のグランピングも興味がある。まずは己の内に潜む行動力くんと話をするところから始めよう。

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