覆水盆にカレーライス

カレーは中辛 布団は羽毛

ミカンと蜂蜜の特製カクテルと表現されるコーヒーもあります

レモングラスジャスミンといった繊細で包み込む華やかな香りの中に、蜂蜜漬けしたレモネードのような温かみのある風味。重厚感のあるクリーミーな甘さとシトラス系のほのかな酸味、可愛らしくチャーミングな果実感を感じて頂けます。

 

みなさんはこれを読んで何について言っているか分かるだろうか。

 

なんとコーヒーである。この前買ったブラジルのコーヒー豆の説明がまさに先述の文だった。

 

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いやいや、私もニワカではあるがコーヒーを趣味レベルで飲むようになって1年ほどは経つし、フルーティーなコーヒーもいくつか飲んできたがこれはどうよ。さすがに盛り過ぎではと疑いながら豆を挽きペーパードリップで抽出していく。

 

本当に華やかな香りがする!いや華やかな香りがするものは今までにも飲んだことはある。まだこれはいい。本当に蜂蜜っぽさがある!豆を一度蜂蜜に通したのではと疑いたくなる。本当にクリーミーな甘さもあるし果実感も感じられる。「チャーミングな」の部分は流石によくわからないが。

 

味の表現でチャーミングという言葉を使う機会なんて今までに訪れたことがない。舌が肥えた人ならば二郎系ラーメンを一口すすって「うん、チャーミングな脂の甘さだ」と言うのだろうか。おそらく例えが引くほど悪い気がしなくもないが小さいことは気にするなとワカチコも言っているので気にしないでおこう。言っていたのはゆってぃだったような気もするがこれも小さいことだ。

 

しかしスゴイものである。コーヒーを飲んだ後にこの文を読めば確かに言っていることが分かるなと思うが、飲んで1からこの表現をするのは私には絶対にできない。もちろんたくさん勉強して経験を積んだ人だから出来るのであろう。

 

しかしこれで私も一つ経験を積んだということだ。甘さだったりがほのかに感じられるときや優しい感じだったときは「チャーミングな」と言えばいい。

 

「このビール、ホップの香りがとてもチャーミングだ。」

 

もし友達がこんなこと言い出したらジョッキで頭を強めに殴ってあげた方がいいだろう。

 

 

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