覆水盆にカレーライス

カレーは中辛 布団は羽毛

積めるものは積めるだけ積んだほうがいい。あとマンダは舞えるだけ舞え。

ジメジメした不快な暑さのなかをようやく帰宅し、部屋に入る。すぐにクーラーを付けるが効くまでにはもう少しかかるだろう。机の上には自分の出番を待ち続けている本が積まれている。扇風機の風に当たりながら持っていた袋から中身を取り出す。

 

はいドーン

 

積まれていた本の上に更に新しい本を3冊重ねた。

 

というわけで積読の話。

 

 

積読というと本をよく読む人に見られがちな行為である。私は読書モチベに波があるためよく読む時期とまったく読まない時期があるが、今は読書期真っ盛りである。

 

漫画の新刊が出たり少し時間があるときなんかに本屋に行くのだが、大抵宛もなく本屋を彷徨い面白そうな本を見つけると買ってしまう。まだ読んでない本がたくさんあるのにだ。

 

以前までは「まだ読んでないのがたくさんあるしな、うーんどうしよう」と悩みながら買っては積んでいたが、最近は何も気にせず積むようになった。というのはTwitterか何かでこんな言葉に出会ったからだ。

 

積読はその時の自分がどんなものに興味を持っていたかが分かるから悪いことじゃない。どんどん積読しちゃいなYO!」

 

こんなにハイテンションだったかは怪しいがとにかく内容としてはこんな感じだった。しかしいい言葉である。良い考え方だと思ったし、これで合法的に積みまくれるとも思ったものである。

 

今は読書期のためそれなりのペースで読めているが、いつまでもは続かない。そうなるとどんどん身長が高くなっていきそうだが、そうなったときの対策も既に考案済みである。本棚の上に積むことでつっかえ棒のようにするのだ。

 

地震などの災害時、本棚の転倒は本で防ぐ時代がすぐそこまで近づいているかもしれない。

 

 

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