実際に砂漠にあるオアシスって水は泥水だし集まってくる動物の糞だらけで地獄らしい

緊急事態宣言による飲食店の時短営業やアルコールの提供の制限などで外食をする機会がほとんどなくなっている。

母親が毎日料理を作ってくれるので、何も考えずに健康的な食生活を送ることができてていてとても感謝している。

しかし、ただ感謝していると思うだけでは意味がない。行動で示してこそ感謝であると。私は奮い立ちこう言った。

「母よ、今日はご飯作らなくていいから」

「ラーメン食べに行ってくるから」

どうだろうか。母親の苦労を軽減させる素晴らしい一手である。もはや行動で示しすぎて感謝のやつも「こんなに示されるなんて聞いてない」とちょっと引っ込むかもしれない。

うま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い

一口スープを啜ると濃縮された豚骨スープが口に広がる。瞬く間に口の中の水分を奪い始めるがそんなものは関係ない。オアシスだ。

母親の健康的な手料理という砂漠に現れた豚骨スープオアシス。結局人間にはこういうジャンキーなものも必要なんだ。

今頃母親も私の分のご飯を作らずに済んで自分の時間に没頭しているに違いない。

次は居酒屋で飲み会オアシスにたどり着くまでまた先の見えない砂漠を歩いて行くことにする。

母よ、いつもありがとう。

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